特定非営利活動法人

渋谷川ルネッサンス

私たちが渋谷川の復活を願う理由


  私たち日本人は、ご飯を食べるとき、「いただきます」と、いいます。あの「いただきます」とは、命をいただくのでそう唱えるのです。私たち人間は、動物や植物の命をいただかないと生きていけません。”人間は万物の霊長である”と、いいながら、命を奪うことに飽き足らず、さまざまな資源さえも地球から奪い、20世紀は、大量に宣伝して大量に生産して大量に消費して大量に廃棄することを通じて自然環境を破壊し、地球を傷つけて来ました。
 水は、あらゆる命あるものに欠かせないものです。雨が降ればやがてそれは低いところに集まり川を作ります。川の流れは、本来、都会であっても田舎であっても等しく見ることができるのが自然の姿です。その自然の姿を取り戻すことを通じて、さまざまな問題を解決してゆく手がかりを見つけ、みんなで協力しあって暮らすことが本当の豊かさであり、21世紀を生きる我々に課された課題なのではないでしょうか。
 渋谷川ルネッサンスは、フタをされてしまった渋谷川を、太陽の元を流れる川に復活することを目的に活動しています。

  渋谷川ルネッサンスは、渋谷川を太陽の下を流れる川として再生・復活させる事業及びそれに関連する事業を行い、広く世界の人々に対して水と川の重要性の認識を高め、今後の川に関する諸活動を推進することを目的とし、2001年から活動を続けている特定非営利活動法人(NPO法人)です。


2002年 NPO法人設立。2003年 公共河川にNPOとして初めて構築物(溶岩パネル)を設置、小学生の教科書で紹介。 2006年 唱歌「春の小川」モデルの河骨川水源から宇田川合流まで電柱広告設置。    韓国で清渓川が復活。2012年 唱歌「春の小川」100周年、「春の小川パレード」実施。2014年 クリエーションしぶや(渋谷マークシティー)で『影御前 失われた川』原画展開催。2015年 日本学術会議提言案・作成協力。2021年 国立競技場Bゲートより約550メートルの隠田川復活。2024 SoMAT研究活動協力。パリでビエーブル川復活。
2040年に予定されている玉川上水復活、同時に渋谷川復活を目指して活動中。